スター☆トゥインクルプリキュア 6話『闇のイマジネーション!?ダークペン出現!』
プリキュア4人が揃ったことで物語は次の段階に。今回から本格的にスタープリンセスペンを探すお話になっていくのかな。
今回の流れ
ララの宇宙船修理が難航
↓
星奈ひかるがララを気晴らしに天文台に連れて行く
↓
↓
新幹部のアイワーン、ダークペンで遼じいをノットリガーに変えてしまう
↓
ララ、仲間と協力しダークペンを取り返しノットリガーを倒す
↓
ララ、あらためてひかる達に宇宙船修理の手伝いを頼む
星奈ひかるとララ
2話3話のときとほぼ同じ衝突ですね。ひかるがララの問題を解決しようと行動するけれど、それがララには伝わらずに喧嘩になる。
ひかるはけっこう理知的ではあるんですが、自分の中だけで物事を結論付けていてそれを人に言わないという癖があります。ララは責任感が強く、なんでも自分で解決しようとしてしまって……うん? これ動機が違うだけで、ひかるもララも同じことをしてる?
今回の衝突をおさめたのは遼じいでした。人と人との関係性を夜空の星座にたとえ、バラバラな人がつながりあう可能性をララに説きます。今作の導く大人枠は遼じいのようです。
……欲を言えばせっかく3話の喧嘩があったわけですから、多少なりともひかるララの成長が見たかった気もしますが。
アイワーンとダークペン
新幹部アイワーン。単眼の幹部です。eye oneか。ノットレイダーの科学者で、4話ではヒットレイダーなどを作っていました。今回はスターカラーペンを闇に染めた『ダークペン』を使用。
ダークペンは人間のイマジネーションを塗りつぶしてノットリガーという怪物に変えてしまう。いわゆるザケンナー枠ですが6話にて初登場です。人に乗り移って怪物化させるということでハートキャッチのデザトリアンの系譜ともとれるでしょうか。
メタ的には「想像力を失うと怪物になるぞ」ということですかね。なにはともあれ、プリキュアの戦うバリエーションが増えるのはいいことだと思います。毎回雑魚敵とだけ戦ってもバリエーションはつけにくいでしょうし。
・自分が直接プリキュアと戦うカッパード
・部隊を率いて数で戦うテンジョウ
・発明品をつかって巨大敵を呼び出し戦うアイワーン
という感じになるのでしょうか。幹部ごとに明確な色が見えるのは面白いですよね。前から言ってますが、今作の敵側はけっこう面白いです。
ララの成長とプリンセススターカラーペン
責任感から一人で背負いこもうとするララが、仲間を信頼し助けを求めるというのが今回の大筋でした。
子供っぽい天真爛漫叉と、大人のような固さが同居しているのがララであり、もっといえば今作の4人はそういった二面性を一人一人が抱えています。
特にララはその特徴が顕著に取り上げられているような。すごく子供っぽく見えるときもあるし、大人のような堅物さをかもすときもあり。ある意味今作の主人公というか、星奈ひかる以上に主人公という印象があります。
今回ララが手に入れたのはしし座プリンセススターカラーペン(長いな) 。進捗度12分の2ですね。まだ先は長いですが、明確に進んでいるのは確かです。とりあえず4本目までは各プリキュアの個別技アップグレードのようですから、各キャラの個別の話として消化していくのでしょうか。
ちなみにしし座プリンセススターカラーペン (長いな)を使うことで、キュアミルキーは『プリキュア・しし座・ミルキーショック』を発動できます。電撃がちゃんと獅子の形になるのはちゃんとマイナーチェンジしてていい感じ。ガッシュベルじゃん。
4人同時変身バンクすげえいいよ
今回からバンクが4人同時となり、合わせて集合版の決めセリフと決めポーズが追加されました。
バンクは毎回流れるもの。なので例年とても気合の入った作画となっているわけですが、今回もその例に漏れず。
どのシーンで止めても作画がすごいのはそうですが、特に4人がぐるぐる回っているところでピースをしているキュアソレイユと、決めポーズで謎両手伸ばしのキュアセレーネがツボ。これは是非見て欲しいですね。