神原のブログ

同人小説などを書いています。

ふたりはプリキュア10話感想

ふたりはプリキュア 10話『ほのか炸裂!素敵な誕生日』

 

ついに初代プリキュア感想も2桁話に突入。5分の1を見終わったと思うと早いなあ~。本日はタイトルからしてワクワクもんですね。ほのか炸裂って何だ。

 

前回の反省もあり、今日はメップルを労わり彼の好きなことをしてあげようと思ったなぎさ。ほのかの家でミップルと会わせています。9話に続き、なぎさの前話回でのの話し方が前向きなものに変化しています。

が、相変わらず二言目には喧嘩になるなぎさとメップル。ほぼメップルが悪ガキなのが悪い。

 

今回の話ですが、ほのかの両親が明日日本に帰国してくるらしいです。1年ぶりに会うとうれしそうなほのか。ほのかの両親はアートディーラー(美術商)だとか。忙しい仕事ではありますが。毎年ほのかの誕生日だけは仕事を休んで帰国してくれるのだとか。つまり明日はほのかの誕生日

 

翌日、成田空港。ほのかに再会するなり公衆の面前を厭わずほのかに抱きつく両親二人。堅そうな雰囲気の二人なんですが、ほのかの前だと親バカ前回です。恥ずかしがるほのかが死ぬほど可愛い

山のような誕生日プレゼントを用意してきた親バカs。

 

一方なぎさ。ほのかにプレゼントを用意しようと思い立ちますが、所持金はわずかに18円。お小遣いは半年先まで前借りしてしまっているため借りられない、果ては弟に借金をせびる始末。かっこ悪すぎる。なぎさの計画性のなさが露呈しています。

 

ほのかは両親とデート中。が、両親に仕事の電話が。どうしても会いたい、という宝石商がいるらしい。自分は平気だからと、両親に会ってみてはどうかと進めるほのか。

で、商談先の宝石店がさっそく3人組の宝石強盗に襲われました。そういう展開が来るとは読めなかった。ほのかの両親達も拘束されます。

偶然にも拘束を免れたほのかは、宝石強盗3人組に思わず説教。5話でナンパ男たちに怒っていたのと同じです。剣幕に押されて座ってしまう強盗達も大概……。

人のものを無理やり盗る、そういうことは許せないのがほのか。みんな必死に働いて、それでもお金持ちになれるかはわからないけど、でも頑張っている。そういう人たちに申し訳ないと思わないかというほのか。が、強盗達は寂しげに、自分たちもそういう人たちをずっとやってきたんだと返すのみ。ほのかもこれには悲しげな顔になります。

 

と、宝石店をゲキドラーゴが襲撃。初代プリキュアの敵幹部は直接プリキュアを狙ってくるので、こういう場面での登場が不自然ではないのはいいですね。

が、ほのかは慌てません。『プリズムストーンはこの宝石店の中のどこかにある』とハッタリをかますほのか。宝石の大事さを人一倍しってなお、どの宝石も人命に変えられるものではないこともわかっているほのか。こういう場面で豪胆な作戦を打てるのはめちゃめちゃすごいですね。

 

ゲキドラーゴはまんまと騙されて、宝石店中の宝石をひとつひとつ確かめる作業に没頭しています。このスキになぎさを呼びたいほのかですが、宝石強盗たちが電話線をあらかじめ切ってしまっていたため外に連絡できません。宝石強盗達も今やほのかに協力して宝石店を脱出しようとしているのですが、打つ手がないのが現状です。

あきらめちゃダメ、と強盗達を励ますほのか。どんなに非力でも折れない心がプリキュアの強さ。あきらめなければ、いつだって希望はあるはず。

警察マスコミが宝石店前に集まっていることを知ったほのかは、テレビを使ってなぎさに連絡を取ることを思いつきました。

 

なぎさは、お金がないなりに手間のかかったオリジナルアクセサリーを制作しました。テレビをつけてみると、ニュースで宝石強盗の様子が中継されています。その映像には、なんとミップルが映っていました。ほのかからのSOSです。

 

ゲキドラーゴもさすがに自分が騙されたことに気がつきました。時間稼ぎはもうできない、というほのかの前に強盗たちが立ちふさがります。わかっていても熱い。が、ゲキドラーゴにかなうわけもなくあえなく気絶。と、そこへ換気ダクトからなぎさが乱入しました。

さっそく変身。

ゲキドラーゴとの戦闘。特にこれと書くことはないかな。ザケンナーもいないし。

 

戦闘後。ほのかに誕生日プレゼントを渡して去っていくなぎさ。警察達もようやっと介入し、強盗達は観念して自首していきます。やりなおす勇気をくれたほのかに礼を言って、警察の元へ去っていく強盗達。ビターですが、清々しいエンディングです。

 

自分を心配してくれた両親、助けに来てくれた友達。ほのかは今までで一番素敵な誕生日だったと満足げになぎさからのプレゼントを見つめます。というところで次回です。

 

 

見終わって気がついたんですが、脚本成田良美さんだったのか。この回が成田さんの最初のプリキュア担当回なんですね。