神原のブログ

同人小説などを書いています。

ふたりはプリキュア19話感想

ふたりはプリキュア 19話『こわすぎ! ドツクゾーン最後の切り札

 

物語も中頃ですがここでドツクゾーン最後の切り札投入の模様。早くね

25話までに幹部5人退場も現実味を帯びてきました。

ところで今回は珍しくメップル・ミップルが険悪な感じに。

 

いつになく食い意地の張っているメップル。そんなメップルを『使命を忘れている』と批判するミップル。売り言葉に買い言葉、お互いにへそを曲げてしまいます。

とはいえ、後ろめたさも感じるメップル。反省までが早くなってきた気がします。

 

ここで両陣営のおさらい。

「全てを喰らい尽くす闇の力」を持つドツクゾーン。ですが当のジャアクキングもまた、その体を闇の力に徐々に蝕まれています。ジャアクキングの命を完全なものとするには、7つのプリズムストーンの「全てを生み出す力」が必要。現在プリズムストーン3つを手元に置いています。

 

対する光の園(ミップルメップルの故郷)は、ドツクゾーンに侵略されその多くを闇に喰らわれてしまいました。元に戻すためには、ドツクゾーンに奪われた分も含めた7つの石全てを揃える必要があります。7つ全てが揃った時、「全てを生み出す力」が光の園を再生させるのです。現在、ドツクゾーンから奪い返した分も含め4つが手元に。

 

ところで、プリズムストーンと同じ力虹の園(人間界)にもあるのだとか。それは人間や動物、草木の中にある小さな「生み出す力」。ひとつひとつは小さくても、多く集まることでプリズムストーンに匹敵する力を生み出せるのだとか。

そういえば、2話の時にピーサードが人間界にあふれている小さな多くの力を感じ取っていました。あれもそうだったのかな。

kanbara.hatenablog.jp

 

翌朝、仲直りの場を設けたなぎさとほのかですが、素直になれない二人(二匹?)はまた喧嘩。

と、喧嘩をしている場合ではなくなりました。町の人々が次々と意識を失って倒れていきます。花は枯れ、空気は凍りつきます。

ドツクゾーンの幹部のリーダー格イルクーボの仕業です。「喰らい尽くす力」に苦しむジャアクキングのために、人間界から「小さな生み出す力」を奪いにきたようです。焦りを顔に見せるポイズニーとキリヤ。二人からすれば、自分たちを差し置いてイルクーボが活動しているのは「お前達は役に立っていない」というメッセージそのものですからね……。

 

町の異変の中心、イルクーボにたどり着くなぎさとほのか。

「手間が省けた。プリズムストーンを出してもらおう」

ミップルメップルイルクーボの規格外の力を感じ取り怯えています。が、プリキュアとして引くわけにはいかないなぎさ・ほのかは変身。

 

プリキュアふたりを片手であしらうイルクーボ作画の影響で前回のポイズニーの方が強く見えるのはご愛嬌。

イルクーボプリキュアたちからも光の力を奪い取り、なぎさほのかの変身が強制解除されてしまいました。

諦めかけるミップル。それを叱責し、支えたのはメップルでした。『選ばれし勇者』として、妖精の姿に戻りイルクーボに立ち向かっていくメップル。その強い勇気がイルクーボが集めていた光の力に共鳴したのか、光の力はイルクーボの手から解き放たれました。

再びプリキュアに戻ったふたり。虹の園の光の力を受けて、プリキュア・マーブルスクリューを発動。強敵イルクーボを撤退に追い込みます。

 

戦闘後。お互いに謝り合うメップル・ミップル。元サヤに戻ってめでたし。

想像以上の光の力に焦燥感をあらわにするイルクーボ。というところで次回です。

 

 

本格登場イルクーボ。今の所、プリキュアを一方的に変身解除まで追い込んだのは彼のみです。そんな規格外のイルクーボの強さが、主にセリフでしか説明されなかったのが残念だったかな……