神原のブログ

同人小説などを書いています。

ふたりはプリキュア2話感想

ふたりはプリキュア 2話『カンベンして! 闇に狙われた街』

 

プリキュアシリーズ全話走破を目標として掲げたわけですが、だいたい1年で50話なのでそれが15年分で750話はあると。それを1日1記事にまとめるとしても単純計算で2年以上かかると。

先の長い話です。まあネタ切れの心配もなさそうですし、気長にやっていくことにします。

さっそく2話の感想。

 

「そんな大変なことをするのに、わざわざ私みたいな普通の女の子を選ばなくたっていいのに」

 

 

あらすじの回想はなぎさの担当のようで。自分の家に現れたメップルは何者なのか? 襲ってきたのは誰なのか? 自分はこれからも戦わなくてはいけないのか? かなりいろいろと心配してます。なぎさの、こういう普通の感性が徹底して貫かれているのはいいですね。

メップルはなぎさの心配に御構い無しに勝手に喋っています。こいつ……。

 

敵側。馬鹿でかい黒い影が『ジャアクキング』様。7つあるプリズムストーンのすでに5つを手に入れている悪の親玉。威圧感が半端ではないです。ピーサードも失態を指摘されてびびりまくり。

 

メップルはお世話のカードで自分のお世話をしろと言います。どうやらこのカード群、メップルが自分の世話をさせるためについて来させた光の園の住人だとか。何気にすげえ身分だな。

一方のカブキマンピーサードは電気やエンジンに興味津々。「まるで力の巨大な溶鉱炉だ」いや何の評論してんのあんた。

 

なぎさはプリキュアのことについて相談するためにほのかのもとを訪れていました。大げさな実験機材でアメをつくりだすほのか。

「あれだけ騒いで、これだけ?」

「美墨さん、これだけって言いますけど!」

と口論中に実験機材は爆発。ほのかはいつも何か爆発させてるな。あとそう、2話時点ではお互い「雪城さん」「美墨さん」呼びなんですね。いやまあ実際、この段階では二人は友人でも何でもなく、ただ同じ出来事に巻き込まれているだけにすぎないわけですが。

ミップルが授業中もうるさくて困っているというなぎさに、ほのかは「オネム」のカードがあると助言します。スラッシュするだけでミップルメップルを寝付かせてしまうというカード。抵抗するミップルですが、カードをスラッシュすると秒で寝てしまいました。便利だ。ほのかはもしかして、全カードを一通り試したのでしょうか。

昨日のことはもう嫌だというなぎさ。まあ当然の反応だと思います。ほのかは、自分は面白そうだと言います。運命のようなものじゃないかと言うほのか。やっぱりこの子はすこし思考がぶっとんだところがあります。なぎさは昨日はたまたま何とかなったに過ぎないと至極まっとうな反論をしますが、そこへサッカーボールが乱入して話は中断。

サッカーコートに文句を言いに行くなぎさですが、そこでサッカーボールを吹き飛ばした張本人藤ピー先輩に出会います。なぎさの怪我を心配するイケメン先輩に、なぎさは言葉を返せなくなってしまいます。一目惚れ、ですがどうやらまだなぎさには自覚がないようです。

 

帰宅後。メップルはなぎさに長い付き合いになるから、自分の故郷の話でも聞いておけと話し始めます。また唐突だな。

メップルの故郷は『光の園』という異世界。そこをドツクゾーンという邪悪なものたちが襲ったと。光の園のクイーンと長老は、光の園を守る最後の砦であるプリズムストーンを『選ばれし勇者』メップルと『希望の姫君』ミップルに託してこの人間界に脱出させたのだそうです。

 

その話をほのかも自室でミップルから聞いていました。そこへ現れるほのかのお祖母ちゃん。柔らかい物腰ではありますが、ほのかに「最近庭の蔵の中に入ったりしたかい?」と質問します。このお祖母ちゃん、何か知っているでしょうか……。

 

カブキマンピーサード電気屋から調達した掃除機をザケンナーに変化させます。電化製品気に入りすぎじゃないの。そして掃除機ザケンナーにエネルギーを吸い取るよう命じます。街は大停電に!

 

騒ぎを聞きつけて不本意ながらも街に向かうなぎさ。そこに合流するほのか。街の中で、エレベーターに閉じ込められている友達を発見します。助けるために屋上に向かうと、ちょうどそこにはピーサードカブキマンがいました。

別になぎさたちはドツクゾーンと戦うために来たわけではないので、彼を無視して友達を助けようとしますがそれを無視するピーサードではなく。生身の二人に容赦なく攻撃していきます。だいぶガチな敵だな。変身するしかなくなる二人。

 

戦闘シーン。さすがに1話と比べると枚数も作画カロリーも減ってる気がしますが、それでも戦闘シーンはいいですね。動きもかなり多いし。

あと今回初めて判明したんですが、キュアホワイトには手を触れずに相手を動かす能力があるっぽいです。なにそれ強くない?

とはいえ窮地。二人はエレベーターの天井に叩き落とされ、しかもピーサードによりエレベーターのロープが切断されます。高速で落下していくエレベーター。このままではふたりはもちろん、エレベーターの中にいる友達たちも地面に落下して木っ端微塵に! これガチで命の危機ってやつだ。

と、ふたりは自分たちの体をブレーキにしてエレベーターを減速。地面に軟着陸させます。不思議パワーではなく、あくまで肉体で解決してるのがプリキュアらしい。

友達や自分たちを危険な目に合わせたことに、キュアブラックキュアホワイトも怒り心頭です。

「絶対許せない!」

「おかえししましょう」

三角飛び(!)で屋上に復帰する二人。この三角飛びの作画がやたらよくて笑う。

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屋上に戻った二人は、必殺技のプリキュアマーブルスクリューザケンナーを撃破!

街に電気も戻って一件落着です。そして帰ってくる平凡な日常。というところで次回。

 

 

まだまだ二人の関係はぎこちない感じです。敵を倒した後になぎさたちが戻る『日常』でも、基本的に二人は別行動なんですよね。あくまでプリキュアとして会っているだけと言う感じで。

リアタイ当時は小さかったので分からなかったのですが、かなり丁寧かつ真摯な心理描写を積み重ねる作品だったんですね。それでいてやたら外連味のある戦闘シーンもあり。

これがプリキュアか。今後も楽しみです。