Markdownでぜんぶ完結させたくなった
2021年ごろから、文章は基本的にすべてMarkdown(.md)形式で管理するようになった。
- Markdownファイルは実態は単なるプレーンテキストであるため、さまざまなソフトウェアと互換性がある。
- プレーンテキストだが、階層構造を記録できる。これにより、1ファイル内で章を区切って執筆することができる。
Markdownファイルを文章の基本単位とすることを前提として、作業環境を整えた。
実際に使っているアプリケーション
エディター
VS Code
天下のMicrosoft製コードエディター。主な用途はコードの入力であるが、カスタマイズ性に優れているため設定次第では小説執筆にも十分使える(逆に言えばカスタマイズは必須)。GitHubとの連携が便利。設定とかも同期できる。
- 主な用途
- イメージとしては文章の母艦
- 長文執筆
- ファイルとフォルダーの管理
- GitHubへのデータ送受信
- エクステンション(追加機能)を利用してのテキスト推敲作業
Obsidian
Markdownファイルの管理ソフトであり、ノートアプリでもあり、なんだか多機能で若干とらえどころのないやつ。VS Codeと同じフォルダーを共有できるため、ひとつの文章にVS CodeとObsidian双方からアクセスできる。じゃなんでふたつ必要なのかというと、アウトライナーとしての性能がVS Codeより優れているので便利って話です。 Obsidianでは標準機能でアウトライン項目の並べ替えができる。今の所、同じことをVS Codeの方ではできないようだ。またこちらにも追加プラグインでのカスタマイズ機能があって、それをインストールすることでよりアウトライナーとしての質が高くなる。
- 主な用途
- プロット制作
- その他アウトラインプロセッサを使いたい作業全般
その他、補助的なソフト
Sourcetree
GitをGUIで直感的に操作できるようになるソフト。コマンド操作は非プログラマーにはわかりにくいので、こういうソフトがあると便利。過去の変更履歴も追いやすいし。
- Git管理
Byword
iPhoneともiCloudで連携できるシンプルなテキストエディター。全画面表示や黒画面での執筆、Markdown書式の編集などに対応している。かれこれ10年くらい前から使っているお気に入りのソフト。 ぶっちゃけMacで書くならもうVS Codeでいいのだけど、iPhoneで下書きを書くときはいまだにこれが一番落ち着く。こればかりは機能よりも好みで使ってる点が大きい。
- iPhoneでの下書き、走り書き
他検討していたソフト
結局この4つのアプリに落ち着きそう。 一応他にも導入を検討した(一時期使っていた)ソフトはあった。検討に検討を重ねて、現在は使わないことにした。
- Tree2
- Scrivner3
- OmniOutliner
- Dynalist
- Atom