ふたりはプリキュア 23話『危うし! 夏合宿の悪夢』
ラクロスの合宿。OG枠でアカネさんも来てますね。たこ焼き屋の時と変わり、厳しくゲキを飛ばすアカネさん。鬼コーチだ……
一方こちらも夏合宿な科学部。ユミコもひさびさに台詞が多い。意外とロマンチストなんですね、ユミコ。それとこちらには校長が(なぜか)同伴。何気に久々な気がする*1。
イルクーボの一件もあり緊迫した状況が続いていますが、だからこそのオールメンバー日常回といったところでしょうか。
ラクロス部も科学部も同じ建物に宿泊してるみたいですね。ベローネ学園の合宿施設かな。挨拶の長い校長と教頭*2。あー、学校あるあるだ。
夕食後、ほのか・なぎさ・ユミコたちは満天の星空に見惚れます。合宿施設、けっこう市街地から離れたところにあるみたいですね。流れ星を見つけてお願い事をする3人。
そんな中、志穂(志穂莉奈コンビの背の低い方)がいなくなったと莉奈が慌てていました。と同時に館内が停電。けっこうなトラブルです。志穂捜索班と停電対処班に分かれる合宿メンバー。
停電はブレーカーが落ちただけだったようで、校長とほのかの活躍で無事復旧。教頭の役に立たなさが……。
停電復旧とともに、なんでもないような顔で出てきた志穂。どうやら長風呂中に停電が重なり、出るに出られなくなっていただけだったようです。かわいい*3。
でも、なんかいいですね。こういうなんてことないトラブル、後々いい思い出になる感じがします。いい日常回でした〜
ってまだ半分!!
動き出した闇の勢力。朝から再びの停電です。
朝のランニングをするなぎさたちラクロス部ですが、干上がった湖・季節外れの紅葉と奇妙なことが立て続けに起こります。枯れて倒れ始める木々。不安に駆られる合宿メンバー一同。
非常事態だと合宿の中止を決める校長ですが、携帯も固定電話も外部に通じません。
なぎさとほのかは、この異常気象をドツクゾーンの仕業と見て発生源を探します。
干上がった湖、元凶のイルクーボがいました。イルクーボは虹の園(人間界)のエネルギーを集めていたのです。結果として電気が消え、水が枯れ、草木が枯れたのでした。
変身する二人。
が、イルクーボはなんとその変身時のプリズムストーンの共鳴から、石の番人の詳細な居場所を読み取ってしまったようです。
このままイルクーボを逃せば、プリズムストーンが危ない! 立ち向かうプリキュアですが、やはりイルクーボの能力は圧倒的です。あまりの速さにこちらからの攻撃が当たらない上、イルクーボが放つ衝撃波は一撃一撃が確実にプリキュアにダメージを与えて行きます。スピード感のある戦闘が良い感じ。
ジャアクキング以外の命の価値を"平等に"ただジャアクキングのためだけにあるとあざ笑うイルクーボ。これに怒ったふたりは、マーブルスクリューを発動。
それすらもイルクーボの計画通りなのでした。イルクーボはマーブルスクリューのエネルギーを吸収すると、その光の園のエネルギーと先ほどあつめた虹の園のエネルギーを合わせて、石の番人のいる狭間の世界への扉を開いてしまいました。
力づくで引きずり出されてしまった石の番人。イルクーボは番人ごとプリズムストーンを奪い去ってしまいました。
という緊迫した状況で次回です……。
後半の流れこそ緊迫していましたが、個人的な見所は前半の合宿でした。
サブキャラ勢揃いという感じで、学校生活感があるんですよね。志穂のトラブルも微笑ましいものでしたし。てか志穂莉奈が好き
後半のイルクーボ戦、ここに来てやっとイルクーボの実力がいかんなく描写されました。
プリキュアの経験則として『日常に力を入れている回ほど作画が良く、結果戦闘が映える』というセオリーがありますが、今回も例に漏れずという感じです。強キャラ感が出てました。