神原のブログ

同人小説などを書いています。

ふたりはプリキュア22話感想

ふたりはプリキュア 22話『ウッソー! 忠太郎がママになる⁉︎

 

キリヤショックだった前回。今回は一気に趣を変えてほのかの飼い犬・忠太郎のお話。

まああまり重い話が続いてもメイン視聴者の幼女さんがつらいでしょうし、僕だってつらいし。

学校の話だと無条件でキリヤくん絡みを描かざるを得ませんから、学校と関係ないサブキャラの話になったと思われます。

というわけで22話です。

 

キリヤを失ったことが頭から離れないほのか。さなえおばあちゃまは笹の葉を準備してますね。放送時は2004年7月4日。七夕か。

忠太郎は何やら頭に蜘蛛の巣をつけています。さなえおばあちゃまによれば、食欲もすごいとか。二匹分くらい食べるんだって。二匹いるんだろうね

 

 

ほのか宅で恒例の石の番人タイム。プリズムストーンを手に入れたものの、浮かない顔のほのかとなぎさ。

ちなみに石を保管するプリズムホーピッシュ、どこに保管しているのかと思えば光の園虹の園の間の異世界に保管しているのだとか。なのでジャアクキングにも気配を見つけられないと。この情報使われたりするんでしょうか。

 

そんなほのか達に餌を要求する忠太郎。先ほどあげたばかりなのでさすがに不審に思い、二人は餌皿を咥えていく忠太郎の後を追います。

忠太郎は軒下の子犬に餌を運んでいました。

「忠太郎が子供を産んだ!」

と驚くなぎさ。忠太郎はオスだと即座に否定するほのか。タイトル回収が早すぎる。ママになる⁉︎のくだりがもう終わってしまったんですがそれは

 

で、結局なぎさが軒下に潜り込んで子犬を保護しました。

子犬はどこぞの飼い犬らしく、首輪に名前まで書いてありました。モコという名前のようです。

さらに首輪には住所も。元の飼い主の元まで連れて行ってあげることに。

 

 

住所にあった団地。ですが住所の部屋は空き部屋、近隣の住民によればもう引っ越した後らしく。

で忠太郎とモコの会話。

忠太郎とモコの会話???

いや、唐突すぎて僕も困惑しましたがとりあえず忠太郎とモコは会話。どうも、引っ越しのトラックからモコがわけもわからず逃げ出したことが発端らしいです。忠太郎の声がダンディすぎる。いや、犬的には壮年だってのはわかりますけども。

ちなみにモコの声優はくまいもとこさん。CCさくら小狼くん、メジャーの本田吾郎(1期の)などの声優さんですね。やたら聞き覚えあると思った。

 

モコの飼い主アキオちゃんを知っている子供から、アキオちゃんはきっとプラネタリウムにいると教えてもらったなぎさとほのか。が、気がつくと忠太郎とモコがいません。忠太郎、モコの飼い主の匂いを覚えて後を追い始めたようです。

 

 

ほのか、モコが忠太郎と一緒ならば、最悪飼い主が見つからなくてもうちには戻るだろうと言います。信頼しているなあ。

なので自分たちは別ルートで飼い主を探すことに。手がかりのプラネタリウムに向かいます。

 

プラネタリウムにも七夕のかざりが。ここで二人の昔の夢の話に。なぎさは「バトルレンジャーになりたかった」らしいです。ああ~、これ『ふたりはプリキュア』の根幹ですよね女の子だって戦闘ヒーローに憧れていいんだ。なおほのかは『お花屋さん』だったらしいです。科学者じゃなかったんか。

昔を懐かしんだなぎさはプラネタリウムに一度入ってみないかと提案しました。手がかりがプラネタリウムしかない以上、下手にジタバタするより一度落ち着いた方がいいのかな。

 

一方、忠太郎はプラネタリウムに向かう二人の匂いに気がつきます。その後を追うと、プラネタリウム上空に闇の気配が。ほのかの元へ急ぐ忠太郎。

 

 

プラネタリウム内、突如暗くなる室内。プラネタリウムの星座がザケンナーとなって襲いかかってきました。変身する二人。

ザケンナー形態と星座形態を使い分けたトリッキーな動きで、ほのか達を翻弄するザケンナー動き凄いな。

キュアホワイトを壁際に追い込んだザケンナー。その前に忠太郎が果敢に飛び出ました。ザケンナーがひるんだ一瞬のすきをつき、キュアホワイトは反撃に出ます。

が、その攻撃もまた星座に戻りかわしてしまうザケンナー

ここでほのか、ザケンナーの本体がプラネタリウムの投影機そのものだと気がつきます。これは頭脳プレイ。本体を見つけた二人は、投影機ザケンナーにマーブルスクリューを放ちます。ザケンナーを撃破します。

 

ひと段落……ではなかった! イルクーボ本人が、直接プリキュアの前に姿を見せました。

イルクーボの力の前に、近づくことすら叶わない二人。

戦意を削ぐために、プリズムストーンイルクーボには絶対に見つけられない場所にあると宣言するプリキュアたち。ミップルメップルも、プリズムストーンは石の番人が守っているから手に入れるのは無理だと牽制します。

それを聞いたイルクーボは……

「石の番人……ウィズダムか」

不敵に笑うイルクーボ。そして準備が必要と言い残し、ドツクゾーンへ帰って行きました。

 

番人の本名をイルクーボが知っていたことに、不安を隠せないミップルメップル

ですがとりあえず、今日の戦闘は終わりました。

ふたりのまえにやってきた忠太郎とモコ。忠太郎は七夕の短冊を口にくわえています。

(ちなみに忠太郎、ほのかを飼い主ではなく親友と解釈してるみたいです)

それはアキオちゃんが書いた、モコを探す祈りを込めた短冊でした。そこには今のアキオちゃんの住所とモコの写真も。

忠太郎の活躍で、めでたくモコは飼い主の元に。

 

 

ですがやはり……

イルクーボの脅威に不安が募るふたり。しかし、キリヤが残したプリズムストーンを守るためにも、プリキュアは戦わなければいけません。

七夕が迫る夜。何かを書こうとして結局何も書けなかったプリキュア手帳を広げ、ほのかは一人静かに泣き続けるのでした。

 

 

やっぱり重い話なんですがそれは……