神原のブログ

同人小説などを書いています。

【ふたりは17話感想】恋愛描写が楽しいとこんなにも楽しい

ふたりはプリキュア 17話『ハートをゲット! トキメキ農作業』

 

ほのかの粋な計らいにより、藤村先輩と一緒に農作業を手伝うことになったなぎさ。

どういう脈絡かは不明ですが、今日は農業と藤ピー回みたいです。

 

サッカー部の木俣先輩のおじいちゃん家が農家で、ほのかはそれの手伝いを頼まれたらしいです(木俣先輩は藤村先輩の親友)。浮かれまくって着ていく服を厳選するなぎさ。農作業だぞ。

 

 

当日。今日のメンツはなぎさ・ほのか・藤村先輩・木俣先輩、あとキリヤ。サッカー部の後輩枠で潜り込んだみたいです。木俣先輩のおじいちゃんが腕を痛めてしまったのが今回の召集の理由。また頑固そうなおじいちゃんです。

木俣先輩はおばあちゃんと、ほのかはキリヤと、なぎさは藤村先輩と作業のペアに。

 

 

なぎさと藤村先輩は大根収穫班です。そういえばなぎさが藤村先輩とまともに絡むのって今回が初めてじゃないでしょうか。何を話せばいいのかわからなくなっているなぎさがかわいい。手際がいいと藤村先輩に褒められてさらに有頂天になっています。

 

ほのか・キリヤペア。キリヤくんもまともに絡んでくるのは初。キャベツ班です。キリヤくん、大量のキャベツにこんな量終わるわけないと作業をボイコット。

一人じゃできないから、みんなで力をあわせる。力を合わせられるから、人間は強いとほのか。その言葉に多少興味が湧いたのか、真面目に作業を始めるキリヤくん。かわいいなこいつ。

 

昼休憩の時間になっても、ほのかは最初にキリヤがサボっていた分を残ってやらせています。お母さんかな。そういうほのかの厳しさもほのかの良いところだと擁護するなぎさ。だいぶほのかに対する理解が深まってきているのを実感します。いい描写だ。こういうささいなところで絆の強まりを実感しますね。

 

 

一方の妖精組。メップル・ミップルは『プリズムラブチェッカー』なる互いへの想いを測る機会でいつも通りイチャついています。なぎさは目を輝かせてそれを借ります。藤ピーの気持ちを測る気だこの女。

とはいえ藤ピー本人の前だと、それを使うことすら言い出せなくなるなぎさ。

 

そんななぎさは木俣先輩の祖父母に『プリズムラブチェッカー』を使わせてみます。木俣祖父母のお互いへの想いは最高と出ましたが、木俣祖父の態度はトゲついていてとてもそうは見えません。『プリズムラブチェッカー』への信用をなくすなぎさ。

 

 

一方相変わらずほのかに手伝わされているキリヤくん。が、つまづいて指先を怪我してしまいます。

「こんなの傷のうちに入りませんよ」

と澄まし顔のキリヤですが、ほのかは傷を心配します。人の怪我の心配をするほのかに困惑するキリヤくん。互いを出し抜くことしか考えていないドツクゾーンにはない文化です。

 

 

日暮れどき。野菜の収穫が終わりましたが、キリヤの姿が見えません。

キリヤにはポイズニー接触していました。人間に取り入られるなんてことないわよねとキリヤに釘をさすポイズニー。ミミズザケンナーを呼び出し、なぎさたちを襲います。

真っ先に狙われた木俣祖父母。木俣のおじいちゃんは、ザケンナーから祖母をかばいます。

 

変身したプリキュア。ミミズザケンナーを追いかけますが、その横からもう一体のザケンナーが襲いかかりキュアホワイトを攫います。こちらはキリヤが呼び出したザケンナーのようです。

キリヤくん、12話の時からそうなんですがほのかとの絡みが多いですね。キリヤは闇の結界でほのかを洞窟内に幽閉。影からポイズニーの戦いをサポートします。

 

ポイズニーキュアホワイトキュアブラックを分断し、一人ずつ確実に倒す策に出たようです。

「あなたたちには致命的な弱点があるわ。一人じゃ何にもできやしない」

ポイズニーポイズニーがとどめをさそうとした瞬間、追い詰められたキュアホワイトの姿に動揺したキリヤくんは闇の力を緩めてしまいます。

そのすきをつき、キュアブラックが結界を破り洞窟内に。

「ヒーロー登場ってね」

逆光を背負うブラックがかっこいい。ストーリー序盤はホワイトにリードされることの多かったキュアブラックですが、最近はかなりヒロイックな活躍も増えてきましたね。

二人揃えばザケンナー2体といえ敵ではありません。プリキュア・マーブルスクリューでザケンナーを撃破。

 

ザケンナーが抜け元に戻ったミミズ。素手で拾い上げるほのかはなかなか生き物慣れしてますね。アパート育ちの都会っ子なぎさは悲鳴。やっぱり正反対な二人です。くねくねしながら逃げていくなぎさに笑う。

 

 

木俣祖母の怪我をしてないか心配する木俣祖父を見て、仲の良さは見た目だけではわからないと気がつくなぎさたち。『プリズムラブチェッカー』は正しかった、ということであらためて藤ピー先輩と使おうとするなぎさですが、肝心なところで話を切り出せません。前途多難、というところで次回です。

 

 

 

脚本成田良美さんだったのか~。なぎさやキリヤくんの心理描写が丁寧だった気がします。ほのかの面倒見の良さもキリヤくん相手に発揮されていて魅力的でしたし、何よりなぎさの浮かれ具合を見ているだけで楽しいですね。同じ成田脚本の13話の時も似たようなことを思った気がする。成田さん脚本は10話13話と来て3回目なんですが、ゲストキャラより主役二人の話の比重が多い分今回が一番好きかもしれません。

 

kanbara.hatenablog.jp

 

 

kanbara.hatenablog.jp