ふたりはプリキュア4話感想
ふたりはプリキュア 4話『ミラクル!?生きている美術館』
プリキュアっぽいタイトルといえば、2文構成のタイトルだと思っています。
『私たちが変身!? ありえない!』も2文だったし、最新作であるスタプリの1話も『キラやば~☆宇宙に輝くキュアスター誕生!』と2文構成になっています。いずれタイトルまとめ記事でも書こうかな。とにかく2文で構成するとプリキュア感が出て便利です。
以上明日から使えるお役立ち情報でした。
「目を閉じて……」「心で感じる……?」
恒例の開幕回想タイム。「ったく、普通に学園生活エンジョイさせてよね」
なぎさにとって、プリキュアはあくまでも仕方なしに巻き込まれてしまったことである、という感じがまだ強いです。あと時折見せるなぎさのデフォルメ顔がかわいい。
今回は前回の話でもちらりと出ていた社会見学。美術館に行くようです。校長教頭もついてくるらしく。割と出番あるんだな~この二人も。
バスの中。美術館の展示紹介をほのかがやっていると、なぎさっぽい髪型の女子が手をあげました。美術部の柏田真由さん、今回のゲストキャラですかね。なんでも、『マリオ・ピッカリーニ*1』という画家の絵も展示されているから、よかったらそれも見て欲しいと。
真由さん、同じクラスだし今後も出番があるんでしょうか。なぎさに似た髪型だと思ったら、どうやらなぎさのかっこよさに憧れて自分も同じ髪型にしたらしいです。なぎさは女子にモテるタイプの女子。
一方のドツクゾーンは今日も胃痛タイム。
「2度と失敗は許されんぞ。プリズムストーンを必ず持ち帰れ。さもなくば、死あるのみ」
もう後が無いピーサード。まだ4話だというのに今にも死んでしまいそうな勢い。
ここでようやっと、ドツクゾーンの他の4人の幹部も姿を見せました。仲間たちにバカにされまくるピーサード。5人の中だと一番序列が下の様子。明らかにピーサードより小さい子供もいるのに……不憫でなりません。いよいよ退場が濃厚になってきましたね……。
美術館。美術館でも御構い無しに喋り始めるメップル。昼寝してなかったんかい。子供みたいなやつですね。まあ実際わがままな子供をイメージした性格なんでしょうが、これ子供受けとかどうだったんだろう。
なぎさを連れ戻すためにほのかもやってきました。
「まったく、美墨さんといると何が起こるかわからないんだから」
それあなたが言うの感がすごいんですが、割と貴重なほのか→なぎさ評。実際これまでの話だと、あまりほのかがなぎさをどう思ってるのかって読み取りにくいんですよね。なぎさはまあ、同じ事件に巻き込まれた同士ぐらいの認識っぽいんですが。
ミップルは、1枚の絵になぜか心を惹かれました。それは夜空から降る流星と、それを見つめる少年の絵。それを見て、メップルはその流星がミップルだと気がつきます。
その絵はマリオ・ピッカリーニが1904年に描いた作品。(放送当時2004年)100年も前の作品に、なぜか描かれているミップル。記憶があいまいなようですが、ミップルはずっと昔にこの世界にやってきて、世界各地いろいろな人の手を経由して最終的にほのかの家の蔵にたどりついたのだとか。
どうやら光の園と人間の世界とでは時間の流れが違うらしいのです。この設定が果たして何かの伏線なのか、あるいは単に神秘性をもたせるためのハッタリなのか、現段階では判断がつきません。
そこへ現れる真由。真由さんの口から語られるピッカリーニの逸話。彼は昔ミップルに出会い、その出会いをきっかけに絵に打ち込むようになったのだとか。ミップルが昔何かの影響を与えたのか。きっと何かしらのドラマがあったのでしょうが、特にそう言うことには触れられず。もしかしたらピッカリーニもプリキュアだったとか!!!(ないとは言い切れない)
社会見学も終わり、バスに戻ってきたなぎさたち。ですが真由さんも校長教頭もまだ戻っていません。探しに戻る社会見学委員のなぎさとほのか。
そこへピーサードが現れます。バスに呪いをかけ、社内にいる全員をまとめて石化させるピーサード。なぎさほのかをまとめて葬ろうとしたわけですね。作戦は悪くなかったのですが、二人は美術館に戻った後でした。舌打ちをして、自らも美術館内に乗り込むピーサード。中にいる人を手当たり次第に石化させていきます。校長教頭もその餌食に。
腰を抜かした教頭を引っ張って逃げようとする校長がいい感じでした。校長だけあって肝が座っている。
そしてピッカリーニの絵の前。なぎさと同じ髪型の真由を後ろから見たピーサードは、真由をなぎさと勘違いして彼女を石化させました。
一歩遅くなぎさとほのかが到着。無事であるなぎさを見て自分の失敗に動揺するピーサード。命がかかっていますからね、動揺もするでしょう。
正面からでは石化が避けられると思ったのか、ピーサードは攻撃をザケンナーに切り替えて二人を襲います。絵の実体化が今回のザケンナーの能力。いつも思うんですが、ザケンナーは任意で憑依対象を変えられるのが便利ですね。後のシリーズの怪物枠にはない柔軟性があります。
変身する二人。
ですがザケンナーの攻撃に押されます。ピーサードはだめ押しとばかりに、石化させた客たちを盾にしながら直接二人を攻撃。素早いピーサードの攻撃に、お客様の盾のおまけつき。圧倒されるプリキュアたちに、ミップルが助言をします。
「目を閉じて、心で感じるミポ!!」
いや何その解決方法。まったく解決になってない感あるけど。が、邪悪な魂を感じたプリキュアたちはマーブルスクリューを発動。
マーブルスクリューは綺麗に石像を避け、さらに回避行動をとったピーサードを追尾して撃墜しました。それ曲げられたの!?
「バカな!! うわあああああああああああああああ」
ピーサード……っ!!
元に戻った美術館の人々。が、真由さんだけがピッカリーニの絵の中に!? と思ったのもつかの間、なぎさたちの後ろで真由の目が覚めました。絵の中にはもちろんピッカリーニだけ。いや何なんだろうこのオチは……というところで次回です。
次回予告にてピーサードさんの生存を確認。よかった生きてた! マーブルスクリューに負けずに強く生きて、ピーサード!!
次回『マジヤバ!捨て身のピーサード』
だめそうですね!!!
*1:今作オリジナルの西洋画家