神原のブログ

同人小説などを書いています。

【スタプリ1話感想】新番組! キラキラひかるはスタートゥインクル?

スター★トゥインクルプリキュア 1話『キラやば~☆宇宙に輝くキュアスター誕生!』 

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【スタートゥインクルプリキュア】「宇宙に輝くキラキラ星! キュアスター!」/「神原ハヤオ@十華荘」のイラスト [pixiv]

 

きらめく星のプリンセス! キュアトゥインクル!(違う)

 

というわけで今日から新番組スター★トゥインクルプリキュアがはじまりましたね。これから1年間追いかけていこうと思います。ところでプリキュアトゥインクルといえば『GO! プリンセスプリキュア』のキュアトゥインクルがどうしても思い出されるわけですが、プリンセスプリキュアとの関連性にも注目したいところ(多分ない)。

さっそく見ていきます。

 

 

星空。それを望遠鏡で見ながら、オリジナル星座の制作にいそしんでいるのが今作の主人公・星奈ひかるさん。「きらやば~っ⭐︎」が口癖のなんかちょっとネジが飛んでそうなお方のもとに、不思議な生物が現れました。顔面キャッチ。プリキュアの伝統。

 

というわけでOP。宇宙が今より盛り上がっていた時代を感じさせるテクノっぽい曲調です。冷戦時代感があります。すいません、適当言いました。

 

OPあけ。ひかるさんは不思議生物にメロメロ。不思議生物もひかるに懐いたようで、「ふわ~!」とかいいながらひかるさんを宇宙(!)に飛ばしてしまいました。カラフルな宇宙。ドーナッツとかが浮かんでいます。絶対宇宙じゃねえ。ちなみにここで、ひかるさんが「宇宙なのに息ができる?」とか驚いているのは何気に伏線になってます。

気がついたら眠っていたひかるさんは、昨晩のことを夢かと疑いますが、ふわふわの生物は現実に存在していました。窓から飛び出していったふわふわ生物を追いかけるひかるさん。

 

地味にひかるさんは親だけじゃなくて祖父母とも同居なんですね。これけっこうびっくりしました。プリキュアのピンク枠で祖父母同居ってあまりいなかったような*1。しかもけっこう厳しそうなお祖父様です。意外。

今作、ひかるさんのぶっとんだキャラとか宇宙テーマとかで、けっこうプリキュアたち子供世代にフォーカスしたお話になるのかなって勝手に考えてたんですが、後に出てくる天文台のおじいさんもいますし、大人世代も絡んでくる物語になるのかな。プリキュアシリーズらしい誠実さを感じます。いや、大人世代が出ないから誠実じゃないってわけじゃないですが……。ひかるさんのお母さんも何か仕事が大変そうですし、今後からんでくるのでしょうね。

 

戻りましょう。天文台の「りょう爺」に昨晩のことを楽しそうに話すひかるさん。りょう爺も、それを楽しげに聞いています。厳しそうなお祖父ちゃんに対して、こちらは孫世代を優しく見守るおじいちゃん枠ですかね。りょう爺と別れた後もふわふわ生物を探すひかるさんでしたが、燃料不足(食料)でダウン。なぜか持っていたドーナッツを朝食にしようとしますが、ドーナッツにつられてふわふわ謎生物も現れました。ひかるさんはドーナッツをふわふわ生物に半分おすそわけします。

ああプリキュア感! プリキュアといえばドーナッツでの異文化交流。伝統! フレッシュプリキュアのかおるちゃん、Go!プリンセスプリキュアのマーブルドーナッツ。

ドーナッツを分け合ったらもうお友達です。ひかるさんは、謎生物に「フワ」という名前をつけました。勝手に名前つけていいの?

 

さて、このフワ、実は何やらどこぞのお姫様達の「最後の希望」ということです。公式サイトによるとこの方々は『スタープリンセス』と呼ばれる存在らしいですね。なんだやっぱりプリンセスプリキュアじゃないか。フワ自身わかってないみたいな顔してますが。不思議なパワーがあるらしく、どこかから地球に逃がされたようです。

と、フワは唐突に、青い宇宙船を呼び出しました。宇宙船に乗ってやってきたのは二人組の宇宙人。日本語が喋れるクラゲっぽい宇宙人プルンス。そして見た目は触角の生えた人間の少女だけど、日本語はしゃべれないララ。地球人にはオヨオヨと言ってるようにしか聞こえない彼女は多分二人目のプリキュアいったい何者なのでしょうか。

二人はフワを追いかけてきたようです。宇宙人やUMAやオカルトが大好きなひかるさんはテンション爆上げです。ひかるが勝手にフワに「フワ」という名前をつけたことをつっこむプルンス。プリキュアでギャグ漫画っぽいツッコミを見るのはなんか新鮮ですが、とにかくフワには「スペガサッス プララン モフーポット プリンセウィンク」という名前があるらしいです。「長いからフワでいい」というひかるさんに同意します。

二人は、フワと一緒に宇宙を旅して『伝説の戦士プリキュアを探していたとのこと。

そんなところへ現れる悪っぽいUFO。ひかるさんは「アダムスキー型!」とテンションが上がっていますが、ララさんの顔はこわばります。

今回の敵組織はノットレイダーというようです。全宇宙を掌握するために、フワの力を奪おうとしているようです。首輪のような装置が光り、ひかるさんの言語を解析して喋れるようになる描写はいいですね。SF感が丁寧です。

「このカッパードから、にげられると思ったのかね」

美青年のような容姿の……カッパ……河童……。そうきたか……UMAモチーフね、なる、ほど……。

ひかるさんは、カッパードをかっちょいいと評価します。そうかな……。ひかるさんは、先入観なく相手を見れる子なのですね。フワを連れて逃げ出すララとプルンスを見て、ひかるさんは決意を固めて自分も宇宙船に乗り込んでしまいます。おそらく、フワを心配してのことでしょう。好奇心もあったのでしょうが。

宇宙船は、宇宙に! 無重力! よろこんでいるひかるさんですが、当然カッパードは追いかけてきます。逃げる宇宙船に光線が直撃し、割れた窓からフワが宇宙に投げ出されてしまいました。

止めようとするプルンスの制止を振り切り、ひかるさんはフワを追って宇宙に飛び出してしまいます。

「なんとおろかな地球人。水陸宇宙両生のわたしとちがって、宇宙空間では生きられないというのに」

カッパードのあざけりを尻目に、ひかるは不思議な光に包まれて無事でした。フワを大丈夫だよと抱きしめます。ひかるさんは、フワが自分を宇宙に連れていってくれた経験がありました。あれが夢ではなかったとしたら、きっとフワと一緒にいれば自分も宇宙にいられる、そういう直感がひかるさんにはあったようです。無茶で無鉄砲なだけかと思っていましたが、意外とクレバーです。

フワを手に入れて、フワの不思議な力を使おうとするカッパードに、ひかるさんは初めて怒りをあらわにします。自分を襲ったことではなく、フワのことをモノ扱いしたことに、ひかるさんは立ち向かいます。

そのとき不思議なことが起こった! フワから出た光が、ひかるさんの創作星座ノートを不思議なアイテムに変えました。その不思議な本から飛び出た光が、ひかるさんの手元で変身アイテム(バンダイのおもちゃ)に変わります。インクボトルのペンダントと、不思議な羽ペン。それを使って、星奈ひかるはプリキュアに!

「スターカラーペンダント! カラーチャージ!」

♬「キラめく~~星の力で~~」

 

え?? 歌うの????

 

唐突な歌パートに一瞬頭が追いつきませんでしたが、とにかく今回のプリキュアは歌いながらペンを振り回して変身するようです。モチーフは宇宙とイマジネーションとアイドル、でしょうか。ペンはペンライトみたいな意味合いもあるのか。とにかく全てがもりもりな変身バンク。作画もいいですがモチーフもつめっつめ。これはすごい! かわいい! 楽しい! 

あとちょこちょこ感じてましたが、この番組足の作画がすごすぎてフェチみを感じる。変身バンクのトゥインクルトゥインクルプリキュア♬のとことか。

 

「宇宙に輝くキラキラ星! キュアスター! っあたし何いっちゃてるの!?」

伝統の「私何言ってるの」いただきました。新たなる伝説のプリキュア・キュアスターの誕生です。

戦闘シーン、作画がめちゃくちゃいいだけじゃなく、イマジネーションを多用した演出が楽しげですね。心なしか戦闘BGMも平和感がある。

ひるまずに自分自身でつっこんでくるカッパード。ビームサーベルっぽいレーザーブレードでプリキュアに攻撃しますが、キュアスターもフワを絶対守るとひきません。

そして必殺技「プリキュア・スターパンチ」! イマジネーションのお星様をぶん殴って敵に飛ばし、敵をお星様にするという豪快な技です。カッパードは捨て台詞をはいて撤退していきます。この脳筋っぽい必殺技もプリキュアっぽいですね。

 

さて戦闘後。フワの不思議な力で、ララとひかるは言葉が互いにわかるようになりました。

「ありがとルン。この子を守ってくれて」

 友情の一歩を踏み出し始めたララとひかるさん。ですが、宇宙船は先ほどの戦闘で中破しており、地球に落下していきます。流れ星になって落下する宇宙船を、地上で見上げている少女が二人。彼女たちは3人目4人目のプリキュアいったいどう物語に絡んでくるのでしょうか。

姿勢制御もできないまま宇宙船は山の中に落下。スタートゥインクルプリキュア、完。というところで次回です。EDもやたらレトロフューチャー感あって好き。

 

 

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*1:同居じゃなかったとは思いますが、ハートキャッチはお祖母さんがけっこう重要キャラでした